本記事はAIを使ったドル円の予測とそれを使った筆者のトレードが記載されています。結論から知りたい方は目次から総評までスキップすると早いのでおすすめです。
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昨日は目線の切り替えが成功してロングで利益が出ました。
AI予想はあくまで前日のチャートとニュースデータからの予測のみなので昨日のように当日急なニュースや仕掛けがあると目線を切り替える必要があります。そのあたりも乗せているので私のトレード方針も併せて見て頂けると勝率が上がると思います!今日もがんばりましょ~!
目次
- 総評:上目線か下目線か
- 筆者トレード方針
- ファンダメンタルズ分析部分(昨日のニュース要約)
- ファンダメンタルズ分析の影響:ドル円に対する詳細な解説
- 1. 日本の生産者物価と市場影響
- 2. 米国のCPIレポートと市場影響
- 3. 金融政策と為替レートへの影響
- 4. 総合的な市場展望
- テクニカル分析の要点
- テクニカル分析がドル円に与える影響(解説)
- 1. テクニカル指標の状況
- 2. 技術的なレベルの重要性
- 3. RSI(相対力指数)
- 4. 総合的なテクニカル分析
- 5. 総合的な市場展望
総評:上目線か下目線か
総合的な見通し
- 現在の市場分析を踏まえると、ドル円は短期的には「上目線」と見ることができます。これは、米国のインフレ圧力と金融政策の方向性がドルを支持しているためです。しかし、テクニカル面をみるとドル円の置かれる状況は非常に不安定な時期に差し掛かっているため、柔軟な対応が必要です。
筆者トレード方針
今日はAI予測では上目線ということでロング狙いですが200SMAとチャネル上限でやや落ちてきているところ。ショートポイントにも見えますが上がり過ぎなのでこのままスルスル落ちいていくかは懐疑的。なのでAIの予測通りロング狙いで行きます。
最初のポイントはフィボナッチ38.2%ライン
短期で引き直すと下の画像の方がよさそうです。
145.050のラインでロングというのが今のところの狙い。
4時間足で見ると下落チャネルの中ですが上の方で推移しており、破られてもおかしくない形ではあります。
今日は目線切り替えてトレードはしません、もしロングが切られたら一旦様子見が良いと思います。
日足で見るとこんな形でしょうか、ロング伸びる場合は148円前半くらいまでいくかもしれません、がタイミング悪いので利確は細かくとっていきましょう。
以下は興味ある方だけどうぞ
ファンダメンタルズ分析部分(昨日のニュース要約)
- USD/JPYの動き(12月11日): 0.81%の上昇を記録し、146.145で取引を終了。
- 日本の生産者物価: 11月の年間予測は0.1%の増加。10月は0.8%増。生産者物価の低下は需要の減少を示唆。
- 米国のCPIレポート: 11月の年間インフレ率は3.2%から3.1%への減少が予測され、コアインフレは4.0%で変わらず。
ファンダメンタルズ分析の影響:ドル円に対する詳細な解説
1. 日本の生産者物価と市場影響
- 生産者物価の増減: 11月の予測は0.1%増とされていますが、これは10月の0.8%増からの減速を意味します。生産者物価の低下は、企業間取引での価格圧力の緩和を示し、企業の利益率に影響を与える可能性があります。
- 市場への影響: 生産者物価の低下は、中期的に消費者物価に影響を与え、インフレ率を抑制する可能性があります。インフレ率の低下は、日本銀行が金利政策を見直すきっかけになり、結果として円の価値に影響を及ぼす可能性があります。
2. 米国のCPIレポートと市場影響
- インフレ率の動向: 米国の11月の年間インフレ率は3.2%から3.1%への減少が予測されています。これはインフレの圧力が若干緩和されていることを示唆しています。
- 市場への影響: インフレ率の緩和は、米連邦準備制度(Fed)の利上げペースに影響を与える可能性があります。インフレ圧力の緩和は、利上げのペースを遅らせる可能性があり、これはドルの強さに影響を与える可能性があります。
3. 金融政策と為替レートへの影響
- 日本銀行の政策: 日本の生産者物価の低下は、日銀が金利を上げる動機を減少させる可能性があります。これは、円の価値に影響を及ぼし、特に対ドルでの円の弱さをもたらす可能性があります。
- 米連邦準備制度の政策: 米国のインフレ率の減速がFedの利上げペースを緩和させる場合、ドルの強さに影響を及ぼし、USD/JPYペアにおいて円を強化する可能性があります。
4. 総合的な市場展望
- 短期的な展望: 現在のファンダメンタルズは、短期的にはドルの強さを支える可能性があります。米国のインフレ圧力が継続する場合、Fedは引き続き積極的な利上げを続ける可能性が高いです。
- 中長期的な展望: しかし、中長期的には、両国の金融政策の進行状況によって、市場の方向性が変わる可能性があります。特に日本のインフレ率と経済成長の動向が重要になります。
テクニカル分析の要点
- 日足: 50日EMAの下、200日EMAの上に位置し、短期的には弱気、長期的には強気のシグナル。
- 4時間足: 50日および200日EMAの下に位置し、弱気のシグナル。
- 日本の労働市場: 高齢者の雇用を増やすための新しい取り組みが加速。
- 東京電力ホールディングス株: 過去4営業日で39%の急騰。テクニカル指標から見た過熱感から短期的な反落の可能性。
テクニカル分析がドル円に与える影響(解説)
1. テクニカル指標の状況
- 日足チャート: USD/JPYは50日移動平均線(EMA)の下で取引されており、これは短期的な弱気シグナルを示しています。一方、200日EMAの上に位置していることは、長期的な強気の兆候です。
- 4時間足チャート: こちらも50日および200日EMAの下で取引されており、より短期的な視点から見ると弱気の傾向が強調されます。
2. 技術的なレベルの重要性
- 抵抗レベル: USD/JPYが146.649を超えることができれば、これは強気の動きと見なされ、更なる上昇の可能性を示唆します。
- サポートレベル: 逆に、146のレベルを下回ると、144.713への下落を示唆し、さらなる弱気の動きが考えられます。
3. RSI(相対力指数)
- 日足のRSI: 現在41.20であり、50以下の値は一般的に弱気の市場を示しますが、まだ過売り状態ではありません。
- 4時間足のRSI: 53.48となっており、こちらは中立的な位置ですが、50を超えることは短期的な強気の兆候と見ることができます。
4. 総合的なテクニカル分析
- 短期的な展望: 現在のテクニカル分析は、短期的には不確実性が高く、方向感が限定的であることを示唆しています。市場は重要な技術的レベルに近いため、これらのレベルの突破または反転は新たな市場の動きを生み出す可能性があります。
- 中長期的な展望: 長期的には、50日EMAより下での取引が続く場合、弱気の圧力が強まる可能性があります。しかし、200日EMA上での取引は、中長期的な強気の傾向を支持するものです。
5. 総合的な市場展望
- 市場の不確実性: 現在のテクニカル分析は、USD/JPYにおける短期および中長期の市場動向に関して相反するシグナルを示しています。これは、投資家が追加の情報やデータを待っていることを示唆しており、市場の不確実性を高めています。