本記事はAIを使ったドル円の予測とそれを使った筆者のトレードが記載されています。結論から知りたい方は目次から総評までスキップすると早いのでおすすめです。
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昨日はドル円急落でしたね、黄色エリアを割り込んだらショートに持ち替えと書いたと思います。スイングのドル円は損切しましたがそれでも70万円ほど利益がでました。読んでいた皆さんも乗れていると嬉しいのですがどうでしたか？
目次
- ファンダメンタルズ分析部分（昨日のニュース要約）
- ファンダメンタルズ分析の影響：ドル円に対する詳細な解説
- テクニカル分析の要点
- テクニカル分析がドル円に与える影響（解説）
- 総評
- 筆者トレード方針
ファンダメンタルズ分析部分（昨日のニュース要約）
- 米ドル指数の下落 - 米国の新規失業保険申請件数が22万件となり、市場予想に一致したが、継続受給者数は186万人と高水準で推移。これが米ドル指数の下落につながった。
- EUR/USDの上昇 - ユーロ圏のGDP成長率が-0.1％で、市場予想よりも弱い結果となったが、EUR/USDは1.0800レベルを回復し、上昇傾向を示した。
- GBP/USDの上昇 - GBP/USDは緩やかに上昇しており、取引者は最近の下落を長期的な購入機会としている。
- USD/CADの試行 - USD/CADは1.3600レベルを超えようと試みたが、油市場の低迷がカナダドルに対するベアリッシュな影響を与えた。
- USD/JPYの急落 - 日本銀行の政策変更の前倒し観測により、円を買い戻す動きが加速し、USD/JPYは一時141円台に急騰した。
ファンダメンタルズ分析の影響：ドル円に対する詳細な解説
- 米国の新規失業保険申請件数と経済指標の影響
- 米国の新規失業保険申請件数が市場予想と一致し、継続受給者数が高水準であることは、米国経済の回復が依然として脆弱であることを示している。
- このような経済の不確実性は、米ドルのリスク回避通貨としての魅力を低減させる可能性がある。通常、経済の不確実性が高まると、リスク回避の動きが強まり、安全資産と見なされる日本円が買われる傾向にある。
- ユーロ圏のGDP成長率とEUR/USDの動き
- ユーロ圏のGDP成長率が予想を下回ったことにより、ユーロ圏経済の鈍化が懸念される。しかし、EUR/USDの上昇は、ユーロに対する市場の期待がまだ残っていることを示している。
- ユーロの強さは、間接的に米ドルの価値に影響を及ぼす。EUR/USDが上昇すると、米ドルの弱さが浮き彫りになり、ドル円においても円高ドル安の動きが促進される可能性がある。
- 米カナダドル（USD/CAD）と油市場の動向
- カナダ経済は大きく原油価格に依存しているため、油市場の動向はUSD/CADに直接的な影響を及ぼす。
- 原油価格の低迷はカナダドルを弱めるが、これがドル円の動きにどのように影響するかは、市場の全体的なリスクセンチメントに左右される。一般的には、原油価格の低迷はグローバルな経済成長の減速を示唆するため、リスク回避の動きを強め、円を支持する傾向がある。
- 日本銀行の政策変更の観測
- 日本銀行が金融緩和政策を早期に終了する可能性があるとの観測は、円の価値を大きく押し上げる要因となった。
- このような政策変更の観測は、市場のリスクセンチメントに大きな影響を与え、特にドル円においては、円の買い戻しを強化する。これは、マイナス金利政策の終了が日本経済に対する信頼を高めるためである。
総じて、ファンダメンタルズ分析から読み取れる現在のグローバル経済状況は、ドル円において円高ドル安の動きを強める傾向にある。特に日本銀行の政策変更の観測は、短期的には円を大きく支援する要因となり得る。
テクニカル分析の要点
- USD/JPYの重要なレベル
- USD/JPYは重要な支持レベルである¥145を下回り、これは以前に重要な役割を果たしたエリアである。このレベルがどのように反応するかが注目される。
- 200日移動平均（EMA）
- USD/JPYは200日移動平均（EMA）に近づいており、このレベルは重要な支持レベルとして機能する可能性がある。このレベルでのバウンス（反発）が観察されるかどうかが重要である。
- 非農業部門雇用統計（NFP）の影響
- 今週の米非農業部門雇用統計（NFP）の発表がUSD/JPYに影響を与える可能性がある。強い雇用統計は米ドルを支援し、弱い統計は円の買い戻しを促す可能性がある。
- 主要なテクニカル指標
- 相対力指数（RSI）などの主要なテクニカル指標が中立から売られ過ぎの領域に近づいている。これは、市場の過剰反応による一時的な下落の可能性を示唆している。
- 重要な抵抗レベル
- 逆に、USD/JPYが¥149.80の重要な抵抗レベルを超える場合、これは強い強気（ブル）のサインと見なされる。
テクニカル分析がドル円に与える影響（解説）
- USD/JPYの重要な支持レベル
- ¥145のレベルが破られると、さらなる下落が期待される。これはテクニカルな観点から見て弱気（ベアリッシュ）なサインであり、売り圧力の増加を意味する。
- このレベルを守ることができれば、一時的な安定または反発の可能性がある。
- 200日移動平均（EMA）の役割
- 200日EMAは長期的な市場のトレンドを反映している。USD/JPYがこのレベルを維持することができれば、長期的な強気（ブルリッシュ）トレンドが継続していると見なすことができる。
- このレベルを下回ると、市場センチメントの変化と長期的な弱気トレンドへの転換の可能性が示唆される。
- 非農業部門雇用統計（NFP）の影響
- NFPの結果が予想を上回ると、米経済の強さを示すことになり、USD/JPYにとっては強気の動きとなる。
- 弱いNFP結果は米経済の不透明感を強め、リスク回避のムードを高め、円を支援することになる。
- 主要なテクニカル指標の役割
- RSIなどのオーバーソールド（売られ過ぎ）領域への移行は、市場が過剰反応している可能性を示唆し、短期的な反発の可能性がある。
- 逆に、オーバーボート（買われ過ぎ）領域にある場合、価格の修正や一時的な下落が見込まれる。
- 重要な抵抗レベル
- ¥149.80のレベルを超えると、強い強気のサインとなり、さらなる上昇の可能性が高まる。
- このレベルでの抵抗に直面すると、市場はコンソリデーション（安定化）または反転の可能性を探ることになる。
総評
現在のドル円の動向を考慮すると、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方から、現時点では円が強いポジションを維持していると言えます。以下は、この見解に至る主な理由です：
- 経済指標の影響：
- 米国の新規失業保険申請件数や継続受給者数が高水準で推移しており、経済の不確実性がドルに対する売り圧力を生んでいます。
- ユーロ圏のGDP成長率の予想外の低下は、グローバル経済の不安定さを示しており、安全資産と見なされる円に対する需要を高めています。
- テクニカル分析の示唆：
- USD/JPYが重要な支持レベルである¥145を下回ったことや、200日EMAに近づいていることは、円の強さを示唆しています。
- 非農業部門雇用統計（NFP）の発表がドル円の短期的な動きに大きな影響を与える可能性がありますが、現状では円が有利なポジションを維持しています。
- 日本銀行の政策変更の可能性：
- 日本銀行がマイナス金利政策を早期に終了する可能性があるとの観測は、円に対する市場の信頼を高め、円の価値を押し上げる要因となっています。
- 市場のセンチメント：
- グローバルな経済不透明感や市場のボラティリティが高まる中で、安全資産としての円が好まれる傾向にあります。
総じて、これらの要素を踏まえると、現時点では「下目線」、すなわち円高ドル安の見方が妥当と考えられます。
筆者トレード方針
昨日は大きな下落となりました。
昨日の朝の段階では上目線でした。抵抗も多く重要なラインに重なっていましたがこういう時こそロングエントリー者が多いので狩られるとするする下に落ちていきます。大事なのは切り替えです。
昨日の記事にも書いた通り、黄色エリア下抜けで目線を変えられれば大きく稼げたと思います。私は1トレードでは今年の最高益を出せました。その分ロングは損切しましたが記載していた通り小ロットずつだったのでショートの利益で余裕でカバーできました。ロットコントロール、大事。
今日はAI予測では下目線ですが下髭がついている状態。
下落の勢いは強いですが、週末のポジション調整で戻す可能性も一応あります。
短期では戻り売り推奨。
RCIを根拠に矢印からショート持ってます。思い通りに落ちてきたので追加で売ってもいいかなという頃合いですが急落後の金曜日なのでトレードしないのも防御策としてアリです。私も次のショートで終わりにします。