ファンダメンタルズ分析

米ドルの動向:
- 2023年、米国ドル指数（DXY）は連邦準備制度（FRB）の金融政策に大きく影響されました。金利は安定していましたが、FRBのジェローム・パウエル議長の発言から、2024年には利下げの可能性が示唆されました。
- 2024年の米国経済は拡大を続ける見込みです。消費者支出と民間投資が支えとなり、成長率は約1.8%と予想されています。インフレ率は2.5%～3%に緩和される見通しです。
- 米国の政治状況、特に2024年の大統領選挙は、ドルと広範な金融市場に大きな影響を与える可能性があります。政策の変更はドルの価値に波及する可能性があります。
日本円の動向:
- 日本経済は、日本銀行の金融政策に注目が集まっています。日銀の政策の可能な変更が市場に大きな影響を与える可能性があります。
- 日本円は、特に米国の雇用統計などの経済指標に敏感に反応しています。
- 地震の影響は今のところあまり見られません。
地政学的要因:
- 2024年には、地政学的な変動も通貨市場に影響を与える可能性が高いです。特に中東の緊張やBRICS諸国（ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ）の動向が重要です。

テクニカル分析

レジスタンスとサポートレベル:
- USD/JPYは、142円レベルを超えて大きく上昇し、生命力を示しました。142.80円レベルを超えると、より多くの抵抗をクリアし、200日移動平均線（EMA）への移動が可能になるでしょう。
- 一方、141円レベルは重要なサポートレベルとして機能しており、このレベルでの反発が予想されます。
市場のボラティリティ:
- 市場は引き続きノイズが多く、取引が難しい可能性があります。特に、米国の雇用統計の発表などの経済指標に対する市場の反応に注意が必要です。
長期的な見通し:
- 200日EMAと145円レベルが抵抗となりますが、このレベルを超えれば、よりポジティブなサインとなるでしょう。しかし、そのためには市場の姿勢の変化が必要です。

ポジティブな傾向：USD/JPYは142円レベルを超える強い上昇を見せており、142.80円レベルを超えれば更なる上昇の可能性があります。米国経済の安定した拡大と、インフレ率の緩和は、USDのサポートとなる可能性があります。
潜在的なリスク：しかし、市場はボラティリティが高く、特に経済指標の発表に敏感に反応することが予想されます。また、日本銀行の政策変更の可能性や地政学的な不確実性もリスク要因となり得ます。
結論：全体として、USD/JPYは上昇傾向にありますが、市場の不安定性や外部要因による影響を考慮する必要があります。短期的には上昇の可能性があるものの、リスク管理を徹底することが重要です。

まずは環境認識から。

中期的には下落トレンドが続いていましたが引きで見るとまだまだ調整の場面です。

日足のチャネル下限に近付いておりスイングのロングを持つのにも適した場面になっています。

AI分析も上方向、地政学的な面や日銀の政策が懸念されていますがさすがにこのタイミングでは何もないでしょう。

ということで今日はロング目線ですが

4時間足で見ると短期の下降チャネルの上限いっぱい付近。日足で見てもらってもわかるようにこのチャネルの信用度は高いのでここからロングは手が出にくいです。

続いて5分足。

安値はずっと更新されていないのでデイトレ方向も上で間違いなさそうです。

RCIやSMAを根拠に少しでも下がったところを買っていきたいですね。

昨年は一時円高に傾きましたが長期的には日本経済が良くなる要因があるようには見えません。

日銀の介入のような飛び道具が無い限りはこの先も長期では円安でしょう。

個人的にはデイトレの玉と同時にスイング目線のロングも仕込んでおきます。

今日の目線がみなさんへのお年玉になるといいですね。