本記事はAIを使ったドル円の予測とそれを使った筆者のトレードが記載されています。結論から知りたい方は目次から総評までスキップすると早いのでおすすめです。
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昨日はロングを狙っていました。まだ持っていますがどちらに行くか分からないところ、方向感が難しい相場ですね。今日もよろしくお願いします。
総評:上目線か下目線か
総評として今日は上目線です。しかし、ファンダメンタルズ分析でもあげたようにどちらにも取れる場面です。
筆者トレード方針
ファンダは上とも下ともとれるニュースも多く、指標として難しい局面です。テクニカル的には昨日と変わらず。
昨日の予想通りのところで反転しましたが上昇の勢いが足りず落ちてきています。やはり読みにくい相場ですね。
今日もレンジな気がしますが金利の変動を見ている限り昨日と同じくロング狙いしつつ、ショート突っ込まれたら損切でよさそうです。
引きで見るとまだまだ下降チャネルの中。抜ければ上には大きく進みそうで148円代まで見ていますが、読みづらいのでここのロングが切られたらもう一度考え直したいです。
ファンダメンタルズ分析部分(昨日のニュース要約)
- EUR/USDの上昇: ユーロエリアのZEW経済感情指数がアナリストの予想を上回ったため、EUR/USDが上昇。
- USD/CADのテスト: 原油市場が新たな安値に向かい、USD/CADが1.3600レベルをテスト。
- USD/JPYの後退: 利益確定のため、USD/JPYが最近の低水準からの反発後に後退。
- 米ドル指数の下落: 米国のインフレレポートに反応して、米ドル指数が下落。10月のインフレ率が3.2%から11月に3.1%に減少。
- 米ドル指数のサポートレベル: 米ドル指数がセッションの安値から回復し、103.50 - 103.75のサポートレベルが強さを示す。
- 米国の株式市場の動き: 米国の消費者物価指数が市場予想通りとなり、米国株と為替市場が落ち着く。
- アルゼンチンの通貨ペソの切り下げ: アルゼンチン政府が公式為替レートを54%切り下げ、1ドル=800ペソに。
- 債券市場の上昇予想: 米国の長期金利の低下と日本銀行の国債買い入れの影響で債券市場が上昇すると予想。
ファンダメンタルズ分析の影響:ドル円に対する詳細な解説
1. EUR/USDの上昇の影響
- ドル円に対する影響: ユーロエリアの経済指標の好調がユーロを支えることは、相対的にドルに対する圧力となり、USD/JPYに下降圧力を与える可能性があります。ユーロの強さは、ドルの弱さを意味し、結果としてドル円相場に影響を及ぼします。
2. USD/CADのテストと原油市場の動向
- ドル円への影響: 原油価格の動きは、特にカナダドルと連動するが、これがドル全体に影響を与えることもあります。原油価格の低下は、一般的にドルを支持する要因となり得ますが、USD/JPYにおいては日本のエネルギー輸入コストの低下につながるため、円を強化する可能性もあります。
3. 米ドル指数の下落
- 影響の分析: 米ドル指数の下落は、ドルの弱さを示す指標であり、これが継続する場合、USD/JPYは下降傾向を見せる可能性が高いです。
総合的な影響
これらのファンダメンタルズ要因を考慮すると、現在の環境はUSD/JPYに対して相反する影響を与えている可能性があります。一方で、ドルの弱さとリスク回避のムードが円を支持する可能性があり、一方で米国の株式市場の安定や低インフレ率がUSD/JPYの上昇を促す可能性があります。このように、複数のファクターが相互に影響を与えているため、判断が難しい局面です。
テクニカル分析がドル円に与える影響(解説)
- 最近の低迷からの強い反発後、利益確定のために若干の下降。
- 最も近いサポートレベルは144.65 - 145.00の範囲にあり、成功すると次のサポートは148.00 - 149.00になる。